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第一部の第四話です。

第一部の第四話、70ページ分くらいあります。

この話書いて、何となくしばらくは続けて書いていけるような気がした、ような記憶があります。

「サイバーデーモン」てタイトルは、どうなんだろw 本人としては何となく、あの娘たちにはまあぴったりの部類かなと思っていましたが。今振り返ると、微妙なのかも……

中二の微熱を失わない、そんな中年魂がそろそろ。

追記にいつも通り冒頭二〇行。

※すいません、「ジャンル」と「テーマ」の違いがよく分かっていませんが、「自作連載小説」というテーマを選択させていただきました。


 一二月初旬の、金曜の午後であった。相馬ひなは桜ヶ丘から最寄りの駅に向かう通学路を、一人、のんびりと歩いていた。図書館で少しだけ、翌週の予習をしてから下校したこともあり、帰宅部の生徒よりも遅く、かつ部活動のある生徒よりは早い、そんな時間帯になっていた。通りには、高校生らしい人間は、ひなの他には誰もいない。駅までの道はたいていが南に面した下り坂で、歩いて一〇分ほどの道のりだった。小春日和の穏やかな午後を、歩いてゆく。キンモクセイらしき香りが漂っている。立ち止まって、きょろきょろと、その芳香の元を探す。そんなことをしていても、執事森田との待ち合わせには、十分に間に合うはずだった。
 ここ何週かは、センターからの依頼もなく、日程的にも、気分的にも、少し余裕があった。だから、駅前まで森田を呼びつけて、帰りに寄り道をしていこうと思っていた。ゴディバのショップに寄って、トリュフをまとめ買いしようと企んでいた。週末の午後は、時間があればはるみさんと二人でお茶をするのが内緒の習慣だったが、そのための買い物でもある。内緒なのはもちろん、はるみさんが他のメイド達に叱られないためだ。
 道の両側に、この辺りでは大きな部類に入る邸宅が幾軒か続く辺り、駅まではあと五分というところまで来た。少し傾いてきた西日に、歩道脇に長く続く白い漆喰の塀が照らされて美しく輝いているのを、ほうとした眼差しで見遣った。ふと気が付くと、身長一二〇cmくらいの少女が四人、行く手に立ち塞がっている。どの少女も色素の欠けた赤い眼をしていたが、その瞳に光はなく、髪は白く、肌はさらに白かった。皆、同じ顔をしており、そして何故か桜ヶ丘の中等部の制服を着ていた。高等部の制服と比べて襟や裾のデザインに丸みがあり、かわいらしい印象の制服で、近隣の中学生の間でも人気が高かったが、背丈の関係で、少女達は小学生のようにも見えた。


相変わらず出だしの雰囲気が安定しませんが、よかったら、ぜひ第四話も。

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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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