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第三部第七話「血戦」

第三部第七話、ようやくアップしました。日中暑くて夜起きていられず、作業が進まない日々ですが、なんとか。

当初は何かちんたらした、(性格のあまりよくない)執事と(意外と純情な)お嬢様の珍道中殺人日記をお話にしていければ、と思っていた気がするのですが、主にフロントで戦うのは女子、男子はみんなバックアップという分かりやすい構図になりましたw

次の第八話で、ひとまず更新終了です。後のこと(第四部)は、また考えます。たぶん書き始めると思うんだけど、ちょっと仕事の仕方とか変わっちゃって、書く時間がなかなか取れません。書くとしても、短編集とかになるかなぁ(さすがに年に文庫本1冊ずつみたいなペースはもう無理w)。

追記、いつも通りです。よろしくお願いします。


 戦場で繰り広げられていたのは、死闘としか呼びようがないものであった。
 劉黄綺が操る邪神兵器と六柱の混種鬼神――カラーズは、対する九条由佳・水原環と一二柱の式神の形成する結界を破り、その外へ出ようとあらゆる攻撃を行っていた。
 結界は、それに近づいた敵を識別し、霊力を縒り上げた槍を撃ち込む。言ってみれば、自動制御の巨大なボーガンを霊力で支えた半球状の天蓋に無数配置したような代物だ。ただし、それを維持するには莫大な霊力を常時注ぎ込み、維持していく必要がある。九条由佳一人ではあっと言う間にその霊力を消費し尽くしてしまう機構だが、今夜は違う。式神が形成する回路による増幅分に加え、水原環という希代のシャーマンの応援もあり、日没から三時間以上が経つ今現在も、結界の威力は保たれていた。
 だが、その一方で、九条も水原も、変化する敵に対応した戦いを維持していた。式神は兵器ではなく、それ故、開戦直後のように、そのネットワーク内でやりとりしつつ自律した戦闘を行うことも可能だったが、今は違った役割で動いていた。
 戦いは、予想外の打撃戦――霊力による殴り合いへと発展していたのだ。
 水原環には、グレー、黒、濃紺、バイオレット、赤、薔薇の六名が付き、絶え間なく配置を変えながら、防御と攻撃を行っていた。九条由佳にも同様に、インディゴ、青、深紫、ベージュ、白、明灰が付き、防御と攻撃を続けている。
 水原のチームが自走する陣を形成してカラーズを蹴立てつつ、邪神兵器の元へ吶喊する。式神が、その陣内で限界まで圧縮した水原の霊力を縒り上げ、槍として撃ち出し、邪神のもとへ射込む。邪神がその防御に入る隙に、九条のチームは上空に「迂回」し、手薄となった邪神の背面に同様の攻撃を射込む――。もちろんその間も、熱帯植物館全体を取り囲む結界は維持……


続きはお手数ですが、pdfで。>第三部第七話

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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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