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第三部第六話「月下の邂逅」

第三部第六話、アップしました。

文庫本3冊の分量に渡って綴ってきたこの物語も、そろそろ大詰めです。

ここまでがんばって書いて分かったことは、これは、自分自身の救済のための物語だったということです(いやまあ、そんな大げさなことじゃないんですけど。

もちろん、楽しんでくださる方がいらっしゃれば、それはとても幸せなことですし、できれば多くの方にお目通しいただきたいのですがwww でも、今の状態も嫌いじゃないみたいです。

これが、あたしの、全力だー!、と叫ぶようなヒロインではありませんが、書いている方はもう全力(というかこれ以上は無理w

追記はいつもどおりです。


 街灯は点っているのに、足元も手元も、暗く感じた。
 まだ終電には時間があったはずだが、いつもの金曜日と比べると、人通りは少なかった。
 それには、夕刻来報道され続けている臨海部でのテロ事件の影響も、あったかもしれない。犯人は不明で逃走中と言われれば、さすがにいつもと同じようには飲み歩けない。水曜の都知事暗殺未遂に続き、今度は江東区でテロ発生と立て続けに事件が起これば、ふつうの神経の持ち主は早めに帰宅する。
 ふっと、一つ諦めたように息をつき、少女は携帯電話を取り出した。少女はそれらの事件の、当事者の一人だった。
「……森田、今どこ?」
「時田のねぐらにヤツを降ろしたところだ。地名的には、中目黒になるか。」
「迎えに来て欲しいのだけれど。」
「まだ麻布か?」
「少し歩いたから、そうね、ヒルズ辺りで拾ってくれる?」
「……分かった。」
 人通りの極端に減った深夜の六本木ヒルズ付近を歩きつつ、相馬ひなは一人、学校を下校してからついさっきまでの出来事を振り返っていた。立ち止まることは、できなかった。歩きながら、考え続けていた。
 カラーズの跳躍力は昨日の段階で報告に上がっていたのに、なぜ初手からそれを使ってくると予測できなかったのか。
 なぜこの二日という短い期間で、シルバーの抑止力をあそこまで軽減されてしまったのか。


続きはお手数ですが、pdfで。>第三部第六話

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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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