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第二部第一一話「こぼれる悪意」

第二部第一一話、ようやくアップします。復活、というか、ようやく、いろいろが、ようやく……。

もたもたしている間に、FC2小説の方にアップしてたおばか小説も何とか第一部的な部分が完結、生活の立て直し(というか仕事方面の安定化)が進めば、第二部残り四話は一気に行けるんでないか、と淡い期待を抱きつつ。

ぼちぼち頑張ります。追記にはいつも通り冒頭二〇行。


「森田、いったい何があったんだ?」
 出発予定の午後一時にあと数分というタイミングでかかってきた携帯電話での通話を終えて、オフィスに戻ってきた森田ケイに、時田治樹が尋ねる。席を外していた時間の長さ、そして、ずいぶん慌ててオフィスを出て行ったその様子から、電話の向こうで何か不測の事態が起こっていることを、時田は察していた。
「今はまだ何とも言えないが、……お前最近、教誨師に仕事依頼してたか?」
「ん?ああ、してるよ?でも厳密には、少しだけ先の話だけどね。」
「先?」
「うん。一五日から一〇日間の待機期間設定してもらってるけど。――っておいまさか、お嬢様がどうかしたのか?」
「いや……。」
 いつも自分に対しては遠慮のない、きっぱりとした話しぶりの森田が、言い淀んでいる。何事かを考えているようでもある。それで時田は、それ以上は追及するのをやめた。代わりに、
「お前は、こっちに参加して大丈夫なのか?」
 そう、確認した。
「ああ。オレはもう、屋敷の人間ではないからな。」
 時田の懸念は、当たっていたらしい。
「そうか。済まないな。こっちも、事態は簡単じゃないんでね。」
「気にするな。今は、自分の持ち場を務めるしかないんだ。」
 森田らしくないと言えば、これ以上森田らしくないセリフもなかった。まるで自分に……


続きはお手数ですが、pdfファイルで。>第二部第一一話

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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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