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第二部第五話(今週は勤勉でも限界)

第二部第五話です。南の島編終了。そもそも第二部は15話あるので、まだ先は長いです。

誰も困る人はいないわけだから、ゆっくり続けていきます。何か、震災で凹まされてて悔しかったんですけど、自分にしては勤勉に更新したら、少し何か取り戻したような気分に(うっかり)なりました。

次は都内に戻ってきます。準備できたらupしますので、しばらくお待ちください。


 午後、九条はキャンプの脇に式神たちと陣を張った。北の方位のグレー、黒、濃紺三人が、最大深度まで破壊された影響は、小さなものではなかった。
 教誨師が選択した作戦は、正しいものであったが、少しだけ、見込み違いをしていた。
 一度、皮紐の状態まで戻された式神が再生するには、陣を組み、配列上隣接する二人の式神から力の供給を受けている場合で、約二時間が必要となる。それも、式神のネットワーク上に他の障害がないなど、再生に力を集中できる場合だ。それが、配列の上で並び合う式神がともに還元されてしまったとなると、同時に再生を進めても約四時間、三人の再生ともなれば約八時間はかかる。
 それとともに、他の式神たちの活動も制限され、霊力の消耗も著しいものになる。ドクター復活の際に霊力をかなり持っていかれたこともあり、場合によっては今日中の再生は難しくなることもあり得る。
 陣を張る前、九条はそんなことをかいつまんで説明した。
 ウタキで、九条から礼を言われ、一度は自分でも、整理をつけたはずだった。それより前、式神たちのためになるならば、彼女たちを斬る決心さえ、していたはずだった。だが、作戦遂行のためとは言え、彼女たちを救い出すためとは言え、九条や式神たちに、自らが思っていた以上の負担をかけてしまっていたという事実は、相馬ひなという一人の人間の心を、重く塞いだものにしていた。
 自分は、いつもこうだ。教誨師として下した、正しいはずの判断に、自分の心はいつも、乱される――。
「お嬢様、差し入れをお渡ししなくても?」


そう言えば、ブログの記事の「テーマ」というのに同じ名前のものが複数あるのですが、どれを選んだらいいんでしょう……。この前悩んでたら、どうもいつもと違う「自作連載小説」を選んでいたらしいのですが、大丈夫なのか分かりません。もっと勉強してから始めなきゃダメだったかもしれません。すいませんです。

こんなぐだぐだなブログですが、よろしければ。>第二部第五章

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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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