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第二部第三話(すいません昼間から)

たまにはこんな日もあります、というか。昼間からこっそりアップしてみたり。

第二部第三話は、何でか短くなってますけど、書いているときは全くそういうの意識できないので、素人の浅はかさ丸出し……。

調整しようかと思ったのですが、止めました。読みにくくなりそうだったし……。力量不足とか考えても仕方ないもんな。でもあんまり下手だと、登場人物たちに申し訳なくなって困ります。頑張ろう。

追記にはいつも通り冒頭二〇行。


 午前五時を過ぎた。
 相馬ひなは、銘消しの刀のみを持って、海を見下ろせる高台の上に立っていた。
 東シナ海を吹き渡っていく風は湿り、肌にべたつく。
 日の出の遅い空はまだ暗く、はっきりとは見えないが、雲が重たく垂れ込めているのは分かった。
 森田と違って、これまでの人生において、自分には過去世の記憶を告げるような夢告はなかった。だが、自分にはそれでよかったような気もしている。
 今、この時をどう撃ち抜き、どうやってこの時を切り開くか。それこそが自分に必要な感覚であり、判断であると思った。
 だから、過去世のことは、分からなくてもいいと、思った。
 ふっと、左手が動く。一瞬後に柄を掴んだ右手に力みはなく、刀身が自ら滑り出すように鞘から抜け出ていく。直後、わずかに、風を切る音。
(それが、あなたたちのためになるのなら。)
 薄暗闇の中、滑らかな金属が白木の鞘に戻っていく。
(あたしは、あなたたちさえ、斬る。)
 もう一度、暗い虚空を切り裂いた。

 五人は、午前七時にはキャンプを離れた。三〇分ほどの道のりを歩き、クバの森のほとりまでやってきた。作戦は、夕べのうちに打ち合わせを終えていた。あとはただ、それを信じ、各自の役割を遂行するのみだ。


本体はpdfなんですすいません。こんな出だしですが、よろしければ。>第二部第三話

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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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