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ようやく第一部の改訂完了です…

第一部の第九話、修正完了しました。考えなしにスタートした自作の改訂企画ですが、しんどいw

これにて第一部が終わって、少ししたら、第二部のアップを開始します。三月に入ってからかもしれません。すでに第二部、(自分で)読み直しを始めているんですけれど、文体とか設定とか、ヒロインで主人公なのにーーーとか(笑)、もう自分の好きなようにやってますごめんなさい。

今回の内容もだいぶ悩んだんですけど。まあ、ピーキーな挙動のヒロインが好きなので。よろしくお願いします。


 初夏のような陽気の日だった。四月の末の、とある休日だった。
 連休前にようやく、高校にも復帰でき、表向きはまた、桜ヶ丘女子高等学校の生徒としての日々が、帰ってきていた。相馬ひなは、入院中に高校三年の四月を迎えていた。
 高校側には、家の用事で家の者と共に品川にいた際に、事件に巻き込まれたと伝えてある。警察庁にもそのようなかたちで処理してもらった。桜ヶ丘の校則からすれば、そのような時間に無届けで出歩いていること自体が校則違反なのだが、それは退院後に保護者を呼び出しての訓告のみで終わった。呼び出された保護者――相馬嶺一郎は、これがお前にしてやる、最後の親らしいことかもな、と苦笑していたが、父親が学校に出向いてくれたこと自体、相馬ひなには驚きだった。
 桜ヶ丘学園には、一月に解体した「組織」――神契東天教防人衆――の息のかかった理事が三名いた。組織には学校経営に対する興味はなかったが、良家の子女の集まるいくつかの学園に理事を送り込むことは、パトロンの獲得や大小さまざまな情報収集等を可能とするための、効率のよい手段だった。品川事件は、周知のように宗教がらみの事件だ。以前ならば、相馬ひなと事件との関わりは当然、そうした理事たちによって詮索されたであろうし、そこから教誨師と呼ばれるフリーランスの殺し屋の素姓との照合が行われれば、事態はかなり面倒なことになっていたかもしれない。組織とは取引ができるが、一般の教員や生徒とは、取引は不可能だ。これまでも相馬家は、教誨師に関する情報が表の世界に漏れ出ないよう、細心の注意を払ってきた。
 だがその理事たちは、松本での神契東天教の事件直後に、一身上の理由という名目で学園を去っていた。そのため、相馬ひなの正体に辿り着く者は桜ヶ丘にはいなくなり、校則違反の……


杉並での仕事、大手町での事件、松本での事件、品川での事件と、第一部は中途半端な事件が断続的に起こりました。その結果がこの第九話なんですけれど……。まだやっぱり悩んでいます(笑)。

ただ、これだけ仕込みがあると、第二部以降は書きやすいというか、書きやすかったです。手直し終わったらまたここでアップします。ではまた。

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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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